海外にロングステイや移住の際に、日本のケータイ番号の契約はどうしていますか?
現地では、現地のSIMカードを購入して使えばいいし、友達のとやりとりもLINEのメッセージで事足りることがほとんどではないでしょうか?
日本に戻った時のために番号維持をしたいのであれば、月額基本料が安いに越したことはないでしょう。 「au」が2021年3月から開始した格安プラン "povo2.0"であれば、月額基本料金はなんと0円で、データや通話等のサービス内容を「トッピング」として必要な時に都度購入するだけです。今まで海外では使えなかったのですが、この度海外での通話・SMS、データローミングにも対応したので紹介したいと思います。
目次
povoとは
「povo2.0」は、 基本料0円で契約できる携帯電話の料金プラン です。音声通話やSMS、データ通信を使わない月があれば、基本料のみなので支払う必要がないというのが特長です。必要な時だけ、データ通信などのパッケージ(トッピング)をアプリ経由で購入すればすぐに使えるという便利なサービスで、海外に長期滞在する人のライフスタイルに合ったサービスです。
povoの海外ローミングは?
2023/7/20より順次、海外200以上の国・地域で音声通話・SMSが利用できるようになっています。
料金などは以下のようになっています。
<人気渡航先での料金例>
音声通話 | SMS | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
発信(滞在国内) | 発信(日本宛) | 発信(日本以外宛) | 着信 | 送信 | 受信 | |
韓国 | 50円 / 分 | 125円 / 分 | 265円 / 分 | 70円 / 分 | 100円 / 通※ | 無料 |
アメリカ | 120円 / 分 | 140円 / 分 | 210円 / 分 | 165円 / 分 | ||
タイ | 70円 / 分 | 175円 / 分 | 265円 / 分 | 155円 / 分 |
※全角70文字までの料金です。134文字までは2通分、それ以降は67文字ごとに1通分の料金がかかります。
渡航先別の料金はこちら
※料金は渡航先ごとに異なります。
※音声通話の着信でも料金が発生します。
※音声通話の発信手順・着信手順はこちら
データ通信:海外160以上の国・地域でpovo2.0のデータ通信がご利用可能に
以下に料金が記載されていますが、キャリアのデータローミングなので高めです。
到着時に現地SIMをまだ手に入れていないという時など、一時的に使う場合には便利かもしれませんね。
トッピング種別 | 対応地域 | データ容量 | 有効期間 | 料金 |
---|---|---|---|---|
レギュラートッピング | 90以上の国・地域 | 0.5GB | 24時間 | 640円 |
1GB | 3日間 | 1,480円 | ||
2GB | 5日間 | 2,880円 | ||
3GB | 7日間 | 4,280円 | ||
5GB | 14日間 | 7,080円 | ||
エリアトッピング | 韓国 | 1GB | 3日間 | 690円 |
3GB | 7日間 | 2,000円 | ||
アメリカ | 1GB | 3日間 | 780円 | |
3GB | 7日間 | 2,260円 | ||
シンガポール・マレーシア | 1GB | 3日間 | 840円 | |
3GB | 7日間 | 2,430円 | ||
タイ・ベトナム | 1GB | 3日間 | 760円 | |
3GB | 7日間 | 2,200円 | ||
ワイドトッピング | 160以上の国・地域 (レギュラートッピング地域を含む) | 0.3GB | 30日間 | 6,980円 |
povoはアプリから申し込み可能。海外からでも申し込みできる?
いくつか条件はありますが、結果からお伝えすると可能です。
SIMカードで申し込むと、日本国内に届けられてしまうので、eSIM契約であれば可能です。eSIM対応の端末を持っていることが必要になります。
必要な書類などは以下になります。
申し込みに必要書類
- 本人確認書類
- クレジットカード情報
- SIMロックフリー端末 (eSIM対応)
詳しい申し込み方法は、povo2.0公式サイトをご確認ください。