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タイでパスポート切替をしたらやるべきチェックリスト

タイ滞在中にパスポートの更新が必要になった場合、タイ国内の日本大使館・領事館で更新することが可能です。

タイでパスポート切替できる条件

以下の場合にパスポートの切替 (更新)が可能です。

  1. 残存有効期間が1年未満である。
  2. 査証欄の余白が残りわずかである。
  3. パスポートを損傷した。

詳しくは、在タイ日本大使館ホームページに記載されています。

【ワンポイント】ロングステイビザなどの1年ビザを更新する際に、もしパスポート期限が1年を切っている場合はせっかくのビザ更新がパスポートの期限までしか取れないので損します。タイ長期滞在中にパスポート期限が1年を切ったら、ビザ更新前に切り替えることをオススメします!

パスポート切り替えに必要なもの

1. 一般旅券発給申請書 1部:18歳以上は10年用と5年用の選択可、18歳未満は5年用のみ。

申請書のダウンロード  一般旅券発給申請書の記入見本 PDF

2. 写真 2枚:縦4.5cm x 横3.5cm、カラー、白黒どちらでも可。申請前6ヶ月以内に撮影した、無帽、正面、無背景で肩から上が写っているもの。

3. パスポート原本(初めて申請する場合を除く):申請時に必ずご提示いただく必要があります。その後、現パスポートは一旦返却しますが、新パスポート交付時に改めてお持ちいただき、返納・執行処理を行う必要があります。なお、交付時に現パスポートの返納がない場合、新パスポートの交付はできませんので忘れずにお持ちください。

チェンマイ総領事館では、実際には旧パスポートは穴を開けた状態で本人に返却されます。後述しますが、ビザなどの情報を新しいパスポートに転載する際に必ず古いパスポートが必要です。

※未成年者や代理人申請、破損した場合などは、別途書類が必要です。

チェンマイ領事館の定める手数料は、以下の通りです(2023年4月1日改訂)。

種別手数料邦貨額
10年旅券4,200 バーツ16,000 円
5年旅券2,890 バーツ11,000 円
12歳未満・残存有効期間同一旅券1,570 バーツ6,000 円

● 領事手数料は、政令によって円建で規定されている額を年度毎の換算率により現地通貨に換算しています。

● 領事館窓口にて申請した場合は、タイバーツでの現金納付のみとなり、オンラインにて申請された場合は、クレジットカード または現金納付のいずれかを選択可能です。パスポートのオンライン申請についてはこちら。
https://www.chiangmai.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular_online_application.html

● クレジットカード納付は領事館を経由しない納付方法であるため、領事館からの領収書(レシート)の発行が行えません。領収書(レシート)の発行が必要な場合には、必ず現金納付をご選択下さい。また、クレジットカード納付の場合、納付する金額は上記邦貨額となります。

詳しくはチェンマイ領事館のホームページをご参照ください。

【最新ニュース】令和6年1月29日から、全在外公館で、証明のオンライン申請及びその手数料のクレジットカードによるオンライン決済が可能となりました。

パスポート切替/取得 所要日数

2024年2月現在、チェンマイ総領事館では、受付後3営業日で受け取れます(月曜日の午前中に申請すれば、木曜日の午後に受け取り)。

証明,旅券等の窓口・受付時間(平日のみ)08:30~12:00 (申請)13:30~16:30 (交付)

詳しくはチェンマイ領事館のホームページをご参照ください。

パスポート切替後にやるべきこと

新しいパスポートを取得すると旅券番号も新しいものとなります。そのため、タイでパスポート登録されているものに対して変更の申請などが必要になってきます。

  • 新パスポートへのビザ転記
  • 銀行の登録情報変更
  • 保険の登録情報変更
  • 携帯電話回線の登録情報変更
  • タイ運転免許書の情報変更

いずれも古いパスポートと新パスポートが必要になるので忘れないようにしましょう。

新パスポートへのビザ転記

タイのビザを持っている場合は、新パスポートを取得後に入国管理局にて、古いパスポート内のビザ情報を新パスポートに移し替え得てもらう必要があります。

  1. パスポート更新の際に、前もってチェンマイ領事館に、イミグレーションに出すレターを書いてもらうよう、依頼しておきましょう。
  2. パスポート受け取りの際に、そのレターがあることを確認してください。担当領事のサインが必要です。
  3. チェンマイ・イミグレーション(空港近く)に行き、所定のフォーマット「TRANSFER STAMP TO NEW PASSPORT」に記載し、新旧パスポートと領事館からのレターとを添えて提出する。
  4. この際に、古いパスポートは顔写真やビザなどのページをコピーし、サインしなければなりません。コピーはイミグレーションの裏手にあるコピー屋さんが格安で間違いなくやってくれます。もし自分でコピーしておきたい人は、足りないと困るので、念のために全ページをコピーしておくと良いでしょう。
  5. 混み具合にもよりますが、1時間半〜2時間足らずで新しいパスポートに、現在のビザなどの情報が転載されます。

90日申請なども、新しいパスポートにそのまま引き継がれます。パスポートを更新したからといって90日間レポートを忘れると罰金の対象となります。
オンラインで申請した人は、紙に印刷した状態で持っておいた方が安全です。

銀行の登録情報変更

タイの口座をお持ちであれば、お金に関わることなのでできるだけ早く行って登録変更をしてもらいましょう。最近ではスマホアプリで送金などを行うことも多くなりました。パスポート番号登録を変更しておかないと、本人確認ができなくなり、最悪の場合は口座が失効してしまう危険性もあると認識してください。

基本的には口座を開設した支店に行って、新旧パスポートと銀行通帳を本人が提出して変更ができます。
開設した時の支店が統廃合で消滅している場合は、その最寄りの支店にお尋ねください。

保険の登録情報変更

タイで加入した、医療保険や車の保険などがある場合は、パスポート情報と紐付けされていますので、更新が必要です。
更新していないと保険が適用外になる可能性もあるので、早めに行った方が良いでしょう。

情報変更の場合は、保険会社の発行する保険証と新しいパスポートが必要です。筆者の場合、AIA保険の情報変更のためにチェンマイ支店に問い合わせたところ、支店が消滅していました。結果、電話窓口に問い合わせたところ、たまたま筆者は保険開設をランプーン県で行っていたため、AIAランプーン支店にて変更手続きを行いました。

携帯電話回線の登録情報変更

携帯電話回線契約時にパスポート情報が登録されています。通常であれば更新しなくても困りませんが、何かのタイミングでパスポート情報を提示するときに紐付けが合わなくなってしまいますので時間があるときに更新した方がいいでしょう。

契約をした支店でなくても良いですが、各キャリアの正規店でないと受付できません。市場などでSIMカードの販売やパッケージの延長を行っている小店舗では不可能です。AIS,True,DTACそれぞれの正規店は下の地図でご確認ください。

タイ運転免許証の情報変更

特にすぐに変更する必要はなく、次回更新時に変更するで問題ないようです。
更新時には、古いパスポートと新しいパスポートを持っていくことを忘れないようにしましょう。

運転免許証の更新については、別途まとめてお知らせします。

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