インタビュー グルメ 食品製造/販売

㊗️5周年!和の心を伝える-NEO食堂(Aeeen Japanese Vegan)

祝5周年!大幅アップデートしました!

【アップデート内容】

NEO食堂は2024年、5周年を迎えました!それを記念して、記事内容を大幅アップデートいたしました。

  • 営業日時の変更(夜の部は無くなりました)
  • メニューが新しくなりました(豆腐御膳復活!NEO寿司あらわる)
  • 2023/10/03 Aeeen Omusubiオープン!(おむすび専門店&調味料アンテナショップ)
    詳しくは記事後半に特集!

2024/2/19 NEO食堂5周年ライブに京都から「SOFT」来襲!
https://www.softribe.jp/

NEO食堂(Aeeen Japanese Vegan)とは

オーガニック食材マーケットや、オーガニック専門店など、食に対する意識の高い人たちが多く住むチェンマイの中で、日本人が運営するお店は数えるほどしかありません。その中でも国籍や年齢・性別関係なく多くの方々に愛されているお店、それが「NEO食堂(Aeeen Japanese Vegan)」です。

「We Are What We Eat」=「私たちが食べるものが私たちそのもの」という考えのもと、材料から手作りにこだわっています。

NEO食堂の基本情報

主に公式Facebookで、最新情報は配信されています。

営業日・時間金〜日(週3日) 11:00〜17:00
公式Facebookhttps://www.facebook.com/aeeeeeeeeeeen
オンラインショップhttps://www.neoshokudo.com/
電話番号097-943-7039
Eメールzionseed6960@icloud.com
Googleマップhttps://goo.gl/maps/aWcx3CrHkR6vjcbz7

どんな料理が食べられる?

材料を用意するのはご主人の牧野裕樹さんの仕事。北部タイで手に入れたオーガニックの大豆から納豆や豆腐などを自分たちで手作り。それを奥さんの牧野恵子さんとその指導を受けたタイ人のスタッフにより、ここでしか食べられない数々のメニューが提供されています。一部ご紹介いたします。

  • 自家製納豆:100%タイの納豆菌を使い、自然発酵させたもの。納豆菌を後から散布しておらず、納豆本来の風味が味わえます。
  • 冷やっこ:100%オーガニック大豆を使った自家製豆腐。
  • テンペ・ハンバーグ丼:テンペは、大豆を発酵させたもの。納豆のように大豆が1粒ずつ独立しておらず、ブロック状となっているため、肉のような食感です。
  • テンペ・カツカレー:「カツ」は卵を使わず小麦粉・パン粉をつかって揚げたテンペ。カレーはインド人もわざわざ食べに来るぐらい本格的なお味です。
  • 酵素ジュース:タイ産のマンゴーやパパイヤなどのフルーツをふんだんに使って酵母や細菌などの微生物に含まれる酵素の働きによって発酵させた発酵ドリンク。

一度食べると体が喜ぶ感覚が味わえます。リピーターも多く、お昼は予約が必要な場合もあります。

体に良いドリンクも豊富です!

メニュー

とにかく「整う」食べ物・飲み物がたっぷり!画像またはリンクでMENUに飛べます。

2024年1月〜 メニュー(金土日 11:00〜17:00)

トピック

土曜日限定「豆腐御膳」・日曜日限定「NEO寿司」各350THB

これは食べてみないとわからない魅力たっぷり。恵子さんが腕によりをかけて作った週替わりのメニューです。ぜひ一度は味わってみてください!

※個人の感想です

NEO食堂と牧野夫妻のあゆみ

牧野 恵子(けいこ) 1973年生まれ。大阪出身。西成区と帝塚山の境目ぐらいのところに生まれました。
牧野 裕樹(ゆうき) 1976年生まれ。大阪出身。「包丁一本♪」の歌で有名な法善寺横町に生まれました。

NEO食堂を営むのは牧野さんご夫婦。音楽好きのお二人。お店にはいつもセンスの良い音楽が流れています。
音楽とグラフックデザイン・お店の仕込み関係はご主人の裕樹さん、料理全般・スタッフの指導は恵子さんが行っています。

日本で培われたNEO食堂のベース

恵子さんは大阪で高校を卒業した後、上京。美容関連の学校に通いながら、いわゆる「裏原系」ファッションのお店でアルバイトをしていました。そのお店で桜の木でオブジェ作って置いていたりしたところ、たまたまそれを見た某アパレル会社の社長に気に入られ、その会社の新規店舗(渋谷)のオープニングスタッフとして雇われました。

以前から漠然と「多くの人が集う場所を作りたい」という思いがあり、それを元に店の内装・コンセプトや出す料理などのアイデアをまとめた恵子さん。もともとあまりお肉が食べられない体質だったこともあり、野菜中心の食事を目指していました。その時代はまだ「カフェ」がほとんどなかったのですが、そのハシリだったと思います。

ところがお店が開店する直前に大問題が発生!アンティークでちょっと尖ったイメージのお店にするつもりが、実際には雑誌「Olive」に出てくるような綺麗で可愛いスタイルのお店に仕上げられてしまったのです。恵子さんは社長と大喧嘩。しかし社長にこう言われました。

「全体像は気に入らないかもしれないけれど、私は私なりに会社のイメージを守る必要がある。恵子さんには小物選びなどのセンスがあるから、その枠の中でできるだけ恵子さんの個性を発揮して欲しい。」

その言葉に奮起した恵子さん。さまざまな工夫を凝らし、新しいメニューも考え・・・結果的にお店は大人気となり、『NON-NO』や『anan』などの大手雑誌にも載せられました。
そのお店で「カレー」と「チャイ」を出していたことが、後にNEO食堂へと繋がりました。

食の追求・・・「アイーン」の源は志村けん!

その後退職し、代官山のお菓子屋さんで働き始めた恵子さん。クッキーやケーキを焼いたり、ラッピングをしたり、いろいろな経験を積みました。
ただ、仕事のストレスなどで食生活が乱れ、水分をあまり取らずに小麦粉を摂りすぎて不健康になったのもこの頃。
そこで初めて「自分の体に本当に良いもの」を自己流で研究し始めて、「食へのこだわり」が恵子さんの中で高まっていました。

その頃、今のご主人の裕樹さんと出会いました。恵子さんの考え方に強い感銘を受けた裕樹さんの支えもあり、自分の「食へのこだわり」を詰め込んだお弁当屋さんを始めました。
その名も「Aeeen弁当」。恵子さんが酔っ払ってアゴを突き出す仕草をしていたら、友達に「志村けんか!」とツッコまれたことから、今に続く「アイーン」の名前がつけられたのです。

2013年 いよいよチェンマイへ!

二人のチェンマイとの接点は、ご主人の牧野裕樹さんが今から25年前(1998年ごろ)バックパッカーでアジアを旅していた時、1度チェンマイに来たことがあったということだけでした。
恵子さんは一度バンコクに来たことがあり、その時に泊まった場所が生まれ育った大阪に雰囲気が似ており、タイには良い印象を持っていました。また、友人たちからも「チェンマイはとてもいい所だ」という噂を聞いていました。

2011年の東北大震災・福島原発事故も、チェンマイ行きを後押ししました。予備知識もほとんどなく知り合いもいないチェンマイでしたが、とにかく「自分たちの生きる場所はチェンマイだ」という直感に従い、行ってみることにしました。

しかし最初からうまく行くはずもなく、「食にこだわる」という自分たちの方向性は定まっていましたが、全てが手探り状態。
チェンマイ北部で採れるミネラルウォーターを配達したり、知り合いのタイ人の紹介でオーガニック市場に品物を置かせてもらったり・・・。
その中で、自分たちの志向と波長の合うタイ人の皆さんと、少しずつ関係を築いてきました。

2015年 チェンマイ最古のホテル跡「スリパカード」にて初めてのお店

STUDIO THREE時代のお店とメニュー

2015年ごろにはスリパカードというチェンマイ最古のホテルがあった建物で、「STUDIO THREE」という名前で自分たちのお店を持つことができました。
オーナーの方のご理解のもと、建物の保全をしながらお店を運営。発酵製品作りを勉強し、それらの食材を使った料理作りを試行錯誤を重ねる日々。
今でも出しているメニューの原型もここで作り上げました。

親しいタイ人の協力者を集めて、「スリパカード市」という定期市も開催。オーガニック食品やアート作品を作る多くの仲間が集まりました。
自然を愛するミュージシャンの演奏会も開かれるなど、盛大に賑わいました。

2016年のスリパカード市の模様

そして2019年、自分たちの目指す方向性を見定め、それを持続可能なものとするために、現在のお店に移転しました。

調味料から手作り・素材を紹介するための料理作り

NEO食堂で使われる調味料のほとんどは、牧野さんたち自身の手作りです。
醤油はガーリックと普通のものとがあって、とても好評。お客さんから、「NEO食堂の醤油を使ったらもう市販の醤油には戻れない」とまで言われたこともあります。
「塩麹」や「マスタード」など、他では手に入らないものばかり。店頭でも、オンラインでも販売しています。

NEO食堂のオンラインショップに飛ぶ!ミニマムオーダー300THB〜・タイ国内発送可能!

発酵製品については試行錯誤を経て、コツを掴みました。
特に納豆の発酵は温度が上がり過ぎるとうまくいかないので、とても気を使います。
納豆は低い温度であまり時間をかけすぎず程よく発酵させる必要があります。

自家製納豆は100%自然から

NEO食堂の納豆は100%タイの自然から納豆菌を取り、自然発酵させたもの。納豆菌を後から散布しておらず、納豆本来の風味が味わえます。

納豆は日本発祥のものと思っている方も多いと思いますが、実はアジアのいろいろな地域にいろいろな種類の納豆が存在します。
市販の大量生産のものは、後で納豆菌をスプレーしたり、電気で温度調整するなどしていますが、NEO食堂の納豆は違います。

納豆菌は日本では「藁」を使うのが一般的ですが、タイでは「バナナの葉」「チークの葉」「シダ」を使います。
これらの自然の葉っぱから取れる「枯草菌(こそうきん)」に含まれる納豆菌を使い、自然に近い状態で発酵させています。

枯草菌は水には弱くカビやすいですが、熱には強いという性質を持っています。
牧野さんご夫婦は長年の取り組みからこうした菌の性質をつかみ、チェンマイの風土環境に合わせた発酵食品作りを続けています。

牧野さんご夫婦曰く・・・

最近では私たちの作る納豆は糸を引くことに重点は置いていません。私たち日本人のイメージする「糸引き」が必ずしも無くても、バナナの葉っぱなどを使ってうまく発酵すれば、チーズのようなまろやかな味になるからです。
逆に日本風の納豆に慣れ親しんだタイ人がNEO食堂の納豆を食べて、「ここの納豆は糸を引かないんですね!」と驚くこともあります。

チェンマイでは意外な素材が見つかるところもあります。ある日偶然チェンマイ市内のお店で「カカオ」を育てているタイ人の方と知り合いました。そのご縁から、カカオパウダーを譲っていただき、醤油やお味噌に取り入れました。そうした新しい素材を紹介するため、新メニューを作ることもあります。私たちの料理は、「素材を紹介する」ために作っているところもありますね。

豆腐もお店で出す分はNEO食堂特製。大豆は最もこだわっている材料の一つで、チェンマイや隣県チェンライなどで有機栽培をしている農家から直接買い付けています。それどころか、野菜もすべて有機栽培のものです。

野菜はすべて地元オーガニック農家から

お店で料理に使う野菜は、全て地元のオーガニック農家から仕入れたものです。「地産地消」の観点からも、新鮮なオーガニック野菜を信頼のおける地元農家の方々から仕入れています。

「オーガニック」と言われる物の中にも、タイでは実際には少し外れたやり方をしているものもあります。NEO食堂では生産農家にもこだわり、真に持続可能な自分たちのやり方を貫いています。

お箸の置き方や配膳の仕方にも心を込めて…「和の心」

お箸の置き方や配膳のやり方などにもこだわっています。お客様に対しての敬意ということだけでなく、いつもそうした規律正しいやり方を貫くことで見えてくるもの、わかってくるものがあると信じているからです。タイ人スタッフにも熱心にそれを伝えていますが、表面的なところにだけ憧れてきた若い子の中には、ついていけなくて辞めてしまう人もいるとのこと。

「でもそれは文化背景の違いが大きいので、ある程度仕方ないことだと思います。それでもついてきてくれたスタッフは私たちの思いを自分なりに吸収してくれています。中には自分でも頑張ってみよう、と独立してお店を開いた子もいますよ。」

そう語る恵子さんの表情は、まるでかつて日本にいる時の自分を見つめるかのようでした。

お店は以前は週5日の営業だったのですが、今は週3日(金土日)だけ。きちんと仕込みをして、納得のできる料理を出したいからという理由です。
そして、近くのバンカーンワットというところで新しくおにぎり専門店「Aeeen Omusubi」を始めました!

お店への行き方・教えます!

NEO食堂は、チェンマイ中心部から南西の方向にあります。地図はMAYAからのルートです。

チェンマイ空港より西側、運河沿いの道をひたすら南へ。そして、この信号を右折します。

細い坂道を登っていき、途中ここで右折します。

そのまま道なりに進むと、右手に可愛らしい2階建てのNEO食堂が見えてきます。

おにぎり専門店「Aeeen Omusubi」オープン!

NEO食堂のエッセンスをぎゅっと握っておむすびにしたお店、その名も「Aeeen Omusubi」。NEO食堂から車で3、4分の距離にある「バーン・カーン・ワット」というお寺の敷地内に2023年10月3日にオープンしました!

営業日・時間🈺10:00〜18:00 (月曜日:定休日)
公式Facebookhttps://www.facebook.com/profile.php?id=61551211797318
公式Instagramhttps://instagram.com/aeeenomusubi
電話番号097-943-7039
Eメールzionseed6960@icloud.com
Googleマップhttps://maps.app.goo.gl/9Xaebnr5YgEtwsWg9

バーン・カーン・ワットはもともとお寺ですが、すり鉢状になった地形を生かして、アート関係のお店がたくさん集まり、ワークショップや作品の展示販売などを行っています。最近は観光スポットとしても知られてきて、週末は外国人で賑わいます。

アートのお店に比べて食べ物屋さんは少ないため、「Aeeen Omusubi」は貴重な存在です。
敷地のちょっと奥の方、アイスクリーム屋さんの横にあります。

おむすびは体に良い素材のみ使っています。筆者のお気に入りは「黄身ソイソース漬け」です🤤

おしゃれなオリジナル手ぬぐいで包んでくれる、お得なスペシャルセットもあります。

飲み物はほうじ茶と番茶(ホットとアイス)。こだわりの3年熟成された茶葉を使った番茶がオススメです!

NEO食堂のアンテナショップ的な役割も果たしていて、手作りの調味料も販売しています。

ワークショップも随時開催中!

NEO食堂としての営業以外にも、オーガニックに興味のある方々向けの各種ワークショップが開催されています。

ワークショップは公式Facebookで告知・受付されています

いろいろな国々・性別・年齢の方々が集まって味噌・豆腐などを作ることは、牧野さんご夫婦による和の心を伝える「平和活動」とも言えるかもしれません。

取材後記

牧野さんご夫妻と筆者は、当サイトが始まるずっと前からのお付き合いです。とにかく「ブレない」活動ぶりは、年々深みを増しています。

ふだん一般的な和食やタイ料理、コンビニや外食で済ませていると、どうしても体が疲れやすくなったり、肥満気味になってきたりします。そんな時、NEO食堂に必ず訪れています。
NEO食堂の食べ物、飲み物を体に入れると、体中の細胞が喜び「整う」感覚があるのです。
そして、お店全体から伝わってくる「和の心」にいつも癒やされるのです。

今後、牧野さんご夫妻は今までやってきたことからさらに発展し、新しい展開を考えているとのこと。当サイトでは、引き続き二人の歩みを追っていきたいと思います。そして、その活動を強力にプッシュ!して参りたいと思います。

チェンマイにロングステイ

自分の体が喜ぶもの、自分の心が癒されるもの・・・チェンマイには全てそろっています。

日本や海外の都会ぐらしに疲れた方、50歳以上の要件を満たす方は、チェンマイにロングステイをお勧めします。

当サイトでは、真剣にロングステイを検討する方から、多数のご相談が寄せられています。

そうした方々のお役に立てるよう、運営メンバー一同、日々精進いたします。

-インタビュー, グルメ, 食品製造/販売
-, ,