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チェンマイライフを語りタイ | チェンマイで帽子作りをつづける「Muak」浅野さんご夫妻【前編】

浅野夫妻

現在チェンマイに住んでいる人に、住み始めたきっかけやチェンマイの良いところなどをインタビューする企画『チェンマイライフを語りタイ』。
今回は、東京のアパレル業界からチェンマイへ夫婦で移住し、子育てをしながら「Muak(ムアック)」ブランドの帽子作りをつづける浅野さんご夫妻にお話を聞きました。

浅野 恵美(あさの えみ)さん

出 身東京都
趣 味マラソン、アクアリウム
特 技お菓子作り
性 格平和主義

浅野 諭史(あさの さとし)さん

出 身岩手県
趣 味マラソン、バスケットボール、キャンプ
特 技料理
性 格大人しく忍耐強い

チェンマイ生活について

Q: タイに来て、何年になりますか?

恵美さん:前職から数えると、15年前です。

諭史さん:2011年12月にチェンマイに来たので、11年になります。

二人ともバンコクでの長期滞在経験はなく、初めからチェンマイ暮らしです。

Q: タイ(チェンマイ)に来たきっかけを教えてください。

恵美さん
東京で服飾デザイナーをしていたのですが、知り合いがチェンマイで「帽子のデザイナーを募集している」という張り紙をきっかけに訪れました。帽子は専門ではなかったのですが、海外で挑戦してみたいという気持ちが強かったので、応募しました。後でわかったのですが、実はその時にデザイナーは募集されていなかったんですよ!貼り紙がずっと貼りっぱなしだっただけだったらしいです(笑)。結局その会社に採用されて人生を変えるきっかけになったので、その貼り紙が無かったらと考えたら…とても不思議なご縁ですね。

諭史さん
仙台のデザイン専門学校を経て東京の千駄ヶ谷でデザイナーをしていましたが、当時勤めていた会社が潰れてしまい、海外で経験を積むために約半年間バックパッカーをしていました。インドネシアで染物の勉強をしたり、ヨーロッパに行って服飾関係の博物館を見に行ったり、いろいろな地域を訪れました。
それでも今後何をするか見えないまま、最後に訪れたのがチェンマイでした。そこで恵美と出会い、彼女が勤めていた会社がその時MD(マーチャンダイザー:商品開発や販売計画などを担当)を募集していたので、いったん日本に帰って準備してから、就任しました。その会社で勤めて3年後、2008年にそのチェンマイ支店の会社が廃業になり、いったん二人とも日本に帰りました。日本で活動をしつつ結婚し、2011年12月にチェンマイに戻ってきました。

Q.どうしてチェンマイに戻ろうと思ったのですか?

諭史さん
二人ともチェンマイが気に入っていて、やっぱりチェンマイに住みたいという気持ちが強かったのが一番の理由ですね。

恵美さん
ほとんど一文無しで日本に帰ってきましたが、ものづくりが好きだったので日本に帰ってからもずっと二人で帽子を作っていました。デザイン関係のイベントに帽子を出店した時につけたブランド名が「Muak(タイ語で帽子の意味)」でした。よくタイ人から「どうしてMuakなの?」と聞かれるのですが、日本で始めたからなんですよ(笑)タイ人からすると帽子になんで「帽子」って名前つけてるんだろう?って不思議かもしれませんね。

帽子がつないだ人々との縁

諭史さん
二人で作った「Muak」の帽子が日本で少しずつ売れてきて、帽子専門店との取引がスタートしました。そしてある日突然、タイから東京の自宅に国際電話がかかってきました。バンコクの伊勢丹の担当者からの電話で、催事に「Muak」の帽子を出店してみないかというお誘いでした。以前チェンマイにいた時に、あるフリーペーパーの主催でJJマーケットに日本人の関係のお店を10店舗ぐらい作る構想があり、その告知に載せていた連絡先をたどってきてくれたのです。とても驚きました。出店してみたところ評判が良く、「Muak」のブースを設けることになりました。
これらの二つの仕事の話がタイミング良く重なり、その段階で「二人でもう一度チェンマイで帽子作りをやってみよう」と決めました。元の会社の従業員も数人雇い、かつての場所で新たに工場を建ててスタートさせました。

Q: チェンマイでの子育てについて教えてください。

恵美さん
会社を立ち上げてちょうど1年目で長女を妊娠したのですが、仕事がとても忙しく、妊娠9ヶ月まで働いていました。そして、出産後1ヶ月ぐらいで職場に復帰していました。タイでは普通だそうです。
それでも会社に子供を連れていくと、いつも従業員が面倒を見てくれました。タイ人は子供好きばかりなので、とても助かりました。それは本当に良かったです。

諭史さん
子供をインター校に行かせるかどうか考えましたが、そうすると家庭内の言葉も英語にしなくてはならなくなり、大人になった時に日本語がどこまで習得できているのだろうか、という心配がありました。またタイにいる以上はタイ語は必要ですので、現地の学校に通わせています。チェンマイには日本人補習校もあるので、その点は良かったですね。
次男が生まれてすぐ世界的にコロナ禍が広がったので、ほとんど学校に通えなくなったのは大変でした。

Q: 休みの日はどのように過ごしていますか?

仲のいい日本人経営者とキャンプに行ったりして過ごしています。

チェンマイ在住の起業家:市川俊介さんともキャンプ仲間

コロナ禍でなかなか家族旅行もできなかったのですが、先日初めてタイ南東部ラヨーンに行きました。次男は初めて海を見て、「大きいプールだ!」と喜んでいました(笑)

Q: チェンマイの良いところを教えてください。

コンパクトな街で、街と自然のバランスがちょうど良いですね。和食レストランだけでなく、和食の食材屋さんもあるので、あまり我慢しなくても生活できるのが良いですね。仕事の中ではスタッフも良い人が多く、家族同然の付き合いにもなっています。

Q: チェンマイで暮らす上で気を付けている点などあれば教えてください。

恵美さん
仕事の上でタイ人スタッフがミスしたりしても、怒らないようにしています。タイ人は怒られるのが嫌いなので、その点は気をつけています。タイ人の悪いことは全部自分が悪いんだと思い込んでキレないようにしています。人のせいにするとストレスになりますので。夫によると、態度に出てしまっている場合もあるそうですが(笑)

諭史さん
日本にいる時よりも自分をしっかり持っていないと流されてしまう危険があるので、気をつけています。例えば生地屋さんで欲しい生地がない時に全く別の生地を出してくる時がありまして、その時にしっかりと断らないとまた次に同じことをされてしまうので、自分の意思をしっかり出すようにしています。

Q: チェンマイで「ものづくり」をしたいという日本人に、メッセージをお願いします。

恵美さん
タイ人は手先の器用な人が多く、刺繍や草木染めなどの技術を持っている人が多いです。そうした人たちに頼めば、自分のアイデアがすぐに形になります。山の方に行けば、コットン生地や糸を作っている人もいます。デザイナーの人たちで、山にこもって自分で染め物をしたりする方たちにもいい場所だと思います。デザインに民族衣装のエッセンスを求める方にも最適だと思います。

諭史さん
私たちのようにチェンマイで工場を持って広く手掛けようとすると、かなり大変だと思います。自分も作るのを手伝ったりしながら、年に1、2ヶ月程度短期滞在してものづくりをするという形であれば、チェンマイは最適な場所だと思います。ものづくりをする人たちの横のつながりも強いのも魅力です。マーケットで染め物をしている人と知り合って、その人に頼んでやってもらうということもあります。
もし長期滞在をするのであれば、住みやすいという点では最適です。チェンマイだけでは最新の都会的なデザインはさすがにわからないので、チェンマイをハブとしていろいろな地域をめぐることもできますね。

以上、お二人のチェンマイ愛があふれる前編でした。
来週公開予定のインタビュー後編では、お二人の「ものづくり」の結晶である「Muak」そのものをクローズアップいたします!
後編をお楽しみに!

Muakお問い合わせ先

Muak」公式インスタグラムhttps://www.instagram.com/muak_hat/
Muak」公式Facebookhttps://www.facebook.com/Muak.jp/

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