2022年9月より海外の富裕層や投資家、高度専門職人をタイに呼び込むために長期滞在者ビザ(Long-Term Resident VISA)の発給が開始されました。このLTRビザの保有者は、最大で10年間(有効期間5年、延長で最長5年可能)のタイ国内居住が可能となる。また、出入国の際、空港でファストトラックを利用でき、90日レポートや出国時の再入国許可が不要となります。
また、ビザ保持者1名に対して、家族4人までがビザ取得可能。労働許可も付与されるなどの待遇が得られます。
LTRビザの対象となる外国人は以下の4つのカテゴリーに分類され、それぞれ以下の条件を満たす必要があります。
①富裕層
- 純資産額:100万ドル相当以上
- 個人所得:直近2年で年間8万ドル以上
- タイの国債、企業などへの投資、不動産への投資額:50万ドル以上
②裕福な年金受給者
- 50歳以上で定期的な年金収入受け取りあり
- 個人所得:年間8万ドル以上。もしくは年間4万ドル以上8万ドル未満で、タイの国債、企業などへの投資、不動産投資額が25万ドル以上
③国際的リモートワーカー (ノマド)
- 海外に拠点を置く上場企業の業務委託者
- 個人所得:直近2年で年間8万ドル以上
修士号以上の学位取得者、知的財産の所有者、シリーズA資金の調達者のいずれか
④高度専門職従事者
- 個人所得:直近2年で年間8万ドル以上。もしくは4万ドル以上8万ドル未満で、科学技術分野の修士号以上の学位、またはタイでの職務に関連して高度な専門知識を有する者
- ロボットやバイオなどタイの今後注力したい産業に従事、またはタイ政府機関、タイ国内の高等教育機関、研究機関、専門教育機関のいずれかに勤務(ただし、タイ政府機関、タイ国営組織に勤務する場合は所得条件なし)
LTRビザの申請はオンラインでもできるようで、申請料は220,000円。
詳細についてはタイ投資委員会(BOI)ホームページの資料をご参照下さい。
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タイ以外にも、東南アジアの国々ではこうした富裕層やノマドワーカーを誘致するための特別ビザが数多く存在します。
しかしながら、経済的な面でハードルが高く、条件に合わない場合が多いのが実情です。
当方では、皆様の身になって等身大の条件で、チェンマイで長期滞在を実現するお手伝いを行っております。具体的には、以下のような方々のニーズにお答えしております。
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