メーカー運河は、チェンマイ旧市街のターペー門から車で約5分の場所に位置する運河です。
日本の小樽運河をモデルにして改装されたこの場所は、川の両岸に様々な飲食店やコーヒーショップが立ち並び、古き良きレトロな雰囲気が漂っています。
その風景はまるで小樽運河にいるかのようです。ノスタルジックな気分に浸れます。
現在、チェンマイで話題沸騰中の新名所として、多くのタイ人観光客が訪れており、筆者も早速訪れてみました。
ノスタルジックな散策路に懐かしさを感じる
メーカー運河では、水路沿いに伸びる全長約750mの散策路に様々な飲食店やカフェが並んでいます。
古い日本家屋のような建物が多く、まるで昔の日本を再現したかのようです。
飲食店の他にも、お土産、バッグ、衣類、山岳民族の人々が作った布製品など、多種多様な商品が販売されています。
和風な外観の店舗や日本語を用いた看板が多く、また石畳の散策路が小樽運河を思わせます。
手作り感のある店が多いのも特徴の一つです。
運河中央に位置するランタンで飾られた黄色の橋は必見です。メーカー運河のランドマーク的存在となっています。
メーカー運河のランドマーク。ランタンで飾られた黄色の橋。「日本風ならそこは朱塗りじゃないの?」とツッコミたくなりましたが、これはこれで綺麗です。
観光地としての発展と楽しみ方
もともと、メーカー運河は家庭排水等の原因による水質汚染が問題視される汚い川でしたが、2017年頃より排水処理システムの導入や排水排出の削減に力を入れ始め、水質が改善されました。
そして、2022年7月頃に観光地として整備されました。
現在は水路の両脇に30以上の店舗が並ぶ、ナイトマーケットのような賑やかな雰囲気のスポットへと変貌しています。
運河沿いでは散策や写真撮影を楽しむだけでなく、屋台で売られている焼き鳥などとった食事の食べ歩きも楽しめます。
また、1時間150バーツで受けられるマッサージ屋もあり、ノスタルジックな雰囲気を味わいながらリラックスできます。
所々に可愛いグラフィティアートが描かれているので、写真好きな人も楽しめるでしょう。
最近はタイ全土で興味深い日本風スポットが多々開業されていますが、このメーカー運河もとても面白いです。今後、ますますチェンマイで人気を博す観光名所になること間違いなしでしょう。チェンマイを訪れた際は、ぜひ行ってみてください。
場所と営業時間
- 営業時間:毎日15:00〜22:00頃まで
- 平日より土日祝日の方が営業している店が多いです
チェンマイを旅行する際は、ぜひメーカー運河に足を運んでみてください。また、以下のおすすめスポット記事も参考にしてください!
チェンマイのおすすめ観光地22選。絶対行くべき人気スポットを紹介。
【この記事を書いた人】
[タイ一択さん / タイ旅行ブロガー]
タイの旅行情報を専門とするブロガーであり、タイ旅行に関する情報を提供するブログ「タイ一択」を運営しています。ブログは月間PVが40万前後あり、多くの読者に支持されています。チェンマイには半年以上の中期滞在と10回以上の旅行経験がある大のチェンマイ好きです!チェンマイ滞在中はよくバイクを借りてお寺を巡っています。現在はバンコク在住。タイ国政府観光庁とのメディアツアーでのコラボレーション経験もあり、信頼性のある情報を提供しています。
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