コロナ前にロングステイやシーズンステイをされていて、久しぶりにチェンマイに戻ってこられた際に、携帯電話の問題に直面される方も多く見られます。
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タイの携帯電話番号が使えなくなっている
チェンマイで使っていた電話番号、チャージがかなり残っていたはずなのに、戻ってきたら全く使えない状態になっていることがあります。
ほとんどの場合、それはプリペイド契約で随時金額をチャージされていたSIMカードの場合です。
プリペイド契約のSIMカードは、有効期限があります。1回チャージするごとに1ヶ月有効期限が伸びます。
携帯電話会社によって、1回のミニマムチャージ額が決まっており、AISは20バーツ、Trueは10バーツです。(2021年11月現在・DTACは未調査)
コロナ禍が始まったばかりの2020年3月にチェンマイを離れたとして、この記事を書いている2021年11月時点で1年9ヶ月タイにいなかったので、事前にそれ以上の有効期限になっていなかった場合、チャージ額はもちろん、電話番号ごと消えてしまっています・・・。
元の番号に戻す方法はない・・・ではどうする?
残念ながら、有効期限が切れてしまったSIMカードは、一定期間過ぎた後はいくら金額を後付けでチャージしたとしても、電話番号は復旧できません。
あきらめて新しい電話番号を取得するしかありません。
日本から持ってきたスマホをそのまま使いたいが、可能か?
条件付きですが、可能な場合はあります。絶対条件は、「SIMロック解除」をされたスマホであることです。
SIMロックとは、携帯電話の回線業者(docomo,au,Softbankなど)が自社回線の契約があるSIMカードしか使えない状態にしていることを言います。
菅政権の際にこのSIMロック解除を義務化する動きがあり、各社それに追従したため、最近はSIMロック解除のハードルは低くなりました。ただ、ご高齢者の方などにわざわざSIMロック解除の方法を教えてくれる親切な携帯電話会社のショップ店員は(おそらく)いません。事前にショップに行って「海外で使うためにSIMロック解除をしてください」と申込みをしてください。(多少の料金がかかります)
または、親族・信頼できるご友人などにオンラインでのSIMロック解除を頼むのも一つの方法です。(無料の場合が多いですが、手続きができない場合もあります)
とにかく、日本で使っているスマホをタイでも使いたい場合は、「SIMロック解除」をしてくることが絶対条件となります。
SIMロック解除すれば全ての携帯が使える?
残念ながら、SIMロック解除をされた携帯が全てタイで使えるとは限りません。なぜなら、国や携帯電話会社によって、電波の種類が異なるからです。
いわゆる「ガラスマ」と呼ばれる日本マーケットに特化した種類などは、おそらくコスト軽減のため、必要最小限の電波に対応していて、海外の電波を受信できない場合があります。(例:SH●RP、FUJIT●Uなどの製品に多い)
対応している電波は、メーカー・種類によって異なります。世界的に販売されているiPhoneなどは、SIMロック解除ができていれば、海外でも使えることが多いです。ただしこれも、販売元や機種によって異なり、絶対に使えるとは言い切れません。
逆に、タイのスマホは日本で使えないの?
こちらも、メーカーによって異なります。確実に言えるのは、「iPhoneなら、よほど古い機種でなければ大丈夫」ということです。
理由は、iPhoneはもともと大量生産で多くの国の電波に対応できるように最初から設計されているからです。
大手スマホメーカーの高価格帯機種であれば、同様に日本のSIMカードにも対応している場合が多いです。
タイで新しく電話の契約をしたい・新しいスマホを購入したい
以前チェンマイで使っていた電話番号が消えてしまった以上、新たにSIM契約をしなければなりません。また、その際についでに新しいスマホを買いたいという方が増えています。
チェンマイでそのようなご要望がある方は、対応可能です。
まずはご気軽に無料相談!メールまたはLINEでどうぞ♪
メール:contact@oriental-cnx.com