タイの旧正月である「ソンクラン(Songkran)」は、毎年4月13日〜15日に行われる伝統行事です。
その中でもチェンマイは、タイ全国でも特に盛り上がるソンクランの人気エリアとして知られています。旧市街のお堀周辺では大規模な水かけが行われ、ターペー門やニマンヘミン周辺、大型モールでも多くのイベントが開催されます。
ただし、ソンクランは単なる「水かけ祭り」ではありません。本来は、仏像を清め、年長者に敬意を示し、新しい一年の幸せを願う、タイの大切な伝統行事です。
この記事では、チェンマイのソンクランについて、日程、主な場所、観光客向けイベント、参加時の注意点、そして本来の意味まで、まとめてわかりやすく紹介します。
目次
チェンマイのソンクランはいつ?
| 日程 | 内容 |
|---|---|
| 4月13日 | ソンクラン初日・旧正月本番 |
| 4月14日 | 家族の日 |
| 4月15日 | 年長者への敬意の日 |
チェンマイではこの3日間を中心に盛り上がりますが、実際には前後にも関連イベントが行われ、4月12日頃から16日頃までお祭りムードが続くことも珍しくありません。
観光客に人気の主な水かけスポット
1. ターペー門周辺
チェンマイで最も有名なソンクランスポットです。観光客が多く、初めてチェンマイのソンクランを体験する人にもわかりやすい定番エリアです。
- 観光客が多く参加しやすい
- 写真映えしやすい
- 昼頃からかなり混雑する
おすすめ時間帯:10:00〜18:00頃
2. 旧市街のお堀周辺
チェンマイらしいソンクランを最も体感しやすいのが旧市街のお堀エリアです。道路沿いから水をかけ合い、移動する車やピックアップトラックからも盛大に水が飛んできます。
- ローカル色が強い
- 規模感が大きい
- かなり濡れる前提で行くべき場所
おすすめ時間帯:11:00〜17:00頃
3. ニマンヘミン周辺
おしゃれなカフェや商業施設が多いニマンエリアも、ソンクラン時期は若者や外国人で賑わいます。旧市街よりもやや洗練された雰囲気があり、イベント型の楽しみ方がしやすいエリアです。
- 若者・外国人が多い
- カフェやモールとあわせて楽しめる
- 夜まで遊びやすい
2026年注目のイベント情報
2026年のチェンマイでは、定番の旧市街・ターペー門だけでなく、Think ParkやCentral Chiangmaiでも観光客向けの大型イベントが予定されています。にぎやかなイベントを楽しみたい人は、こうした会場も要チェックです。
Think Park Songkran Party 2026

ニマンエリアの人気スポットThink Park Chiang Maiでも、ソンクランイベントが開催予定です。画像案内では、飲食出店の募集も出ており、イベント会場としての盛り上がりが期待できます。
| イベント名 | Think Park Songkran Party 2026 |
|---|---|
| 日程 | 2026年4月12日〜16日 |
| 場所 | Think Park Chiang Mai |
| 特徴 | ニマンエリアらしい若者向け・観光客向けのソンクランイベント |
ニマン周辺に滞在している人や、昼は旧市街、夕方以降は雰囲気を変えて楽しみたい人に向いています。
Chang Songkran Fun Fest 2026 at Central Chiangmai

Central Chiangmaiでは、Changブランドによる大規模イベント「Songkran Fun Fest 2026」が告知されています。大型商業施設ならではの集客力があり、音楽やステージ演出を楽しみたい人に向いています。
| イベント名 | Chang Songkran Fun Fest 2026 |
|---|---|
| 日程 | 2026年4月13日〜15日 |
| 場所 | Central Chiangmai(セントラル・チェンマイ) |
| 特徴 | 大型モール開催のイベント型ソンクラン。にぎやかな演出が期待される |
旧市街の「街全体が会場」のソンクランに比べると、イベント会場型で楽しみやすいのが魅力です。友人同士や旅行者同士で盛り上がりたい人にもおすすめです。
どう回るのがおすすめ?
初めてチェンマイのソンクランに行く人は、以下のような流れもおすすめです。
- 昼:ターペー門・旧市街で王道の水かけを体験
- 夕方:Central Chiangmaiのイベントで休憩しながら楽しむ
- 夜:Think Parkやニマン周辺で食事やイベントを楽しむ
チェンマイで注目したい3つの見どころ
1. 花車パレード
チェンマイのソンクランでは、伝統衣装や花車が登場する華やかなパレードが行われることがあります。単なる水かけとは違う、文化的な魅力を感じられる見どころです。
2. 仏像パレード
仏像が街中を巡行し、人々が水をかけてお清めする行事も、チェンマイらしい伝統的な風景のひとつです。観光客にとっても、タイ文化を深く知るきっかけになります。
3. 水かけだけでない「街の祝祭感」
ソンクラン期間中は、街全体が祝祭ムードに包まれます。
寺院、商業施設、ローカルの飲食店まで、それぞれの形で新年を祝っているのがチェンマイの魅力です。
参加する前に知っておきたい注意事項
スマホと貴重品は必ず防水対策を
チェンマイのソンクランでは、想像以上に全身が濡れます。スマホ、防水でない財布、パスポート類は必ず対策しましょう。
- スマホは防水ケース必須
- 現金は最小限に
- 濡れて困るものは持ち歩かない
移動はかなり不便になる
ソンクラン期間中は道路が混雑し、配車アプリやタクシーがつかまりにくくなることがあります。徒歩移動を前提にスケジュールを組んでおくと安心です。
服装は「濡れる前提」で
乾きやすい服、歩きやすいサンダル、濡れても問題ないバッグがおすすめです。白い服や透けやすい服は避けた方が安心です。
酔っ払い・バイク・目への水に注意
楽しいイベントですが、人が多く、道路近くでの水かけも多いため、安全第一で行動することが大切です。目を守りたい人はゴーグルがあるとかなり安心です。
ソンクランの本来の意味とは?
ソンクランは、本来はタイの新年を祝う行事です。水をかけるのは単なる遊びではなく、清め、厄払い、感謝の意味があります。
仏像を清める
寺院で仏像にそっと水をかけ、新年の幸運や平安を祈ります。
年長者に敬意を示す
年上の家族や親族に香りのついた水を手にかけ、敬意と感謝を表す習慣があります。
家族で過ごす大切な時期
ソンクランは単なる観光イベントではなく、多くのタイ人にとって家族と過ごす大切な祝日でもあります。
水かけだけじゃない楽しみ方
寺院を訪れて伝統文化に触れる
朝の寺院は比較的落ち着いていて、ソンクラン本来の空気を感じやすい時間帯です。激しい水かけが苦手な人にもおすすめです。
モールやニマン周辺で雰囲気を楽しむ
全身ずぶ濡れになるだけがソンクランではありません。大型モールのイベントや、ニマン周辺のカフェ・レストランを絡めて楽しむのも、チェンマイらしい過ごし方です。
ローカルフードや屋台を楽しむ
ソンクラン時期は出店やフードエリアが充実することも多く、食べ歩きも楽しみのひとつです。
まとめ|チェンマイのソンクランは「文化」と「イベント」の両方を楽しめる
チェンマイのソンクランは、ただ激しく水をかけ合うだけのイベントではありません。
- ターペー門や旧市街で王道のソンクランを体験できる
- Think ParkやCentral Chiangmaiではイベント型の楽しみ方もできる
- 寺院や伝統行事に触れることで、タイ文化の理解も深まる
はじめて参加する人は、「水かけ」「イベント」「伝統文化」の3つをバランスよく楽しむと、チェンマイのソンクランをより深く味わえます。
旅行者にも、チェンマイ在住者にも、そしてこれからタイ生活を始める人にも、一度は体験してみる価値のあるお祭りです。