〜カシコン銀行のデビットカードで不正送金?現地対応と学び〜
目次
SMSとアプリが知らせた「異変」
ある朝、いつも通りスマホをチェックすると、深夜に通知が来ていた。
差出人は カシコン銀行(KBank)。SMSとK PLUSアプリの両方から、見覚えのない「引き落とし通知」が届いていたのです。
金額は182バーツと250バーツの2回。
「もしかしてカシコンの年会費か、何かの手数料かな?」と、そのときは深く考えずに放置してしまいました。
その後も見覚えないDeepLのOTP (On Time Password)も届いており、警戒心はありました。
ところが翌日の深夜、再び同様の通知。
さすがに不審に思い、K PLUSアプリを開いて履歴を確認すると、再び謎の決済 235.61バーツが行われていました。

すぐに取った対応:K PLUSアプリからカードを停止
不正利用と確信した私は、すぐにK PLUSアプリ内の「コールセンター」機能からカスタマーサポートに連絡しました。
(キャプチャが取れないので説明を入れておきますが、 アプリ右下の "More" → メニュー1番下の" Contact US" →言語選択 (タイ or 英語) → サービス内容を選択すれば、つながります。
ちなみに私がタイ国外にいるときでしたが、アプリ経由から問題なくつながりました。
デビットカードが不正に使われている可能性があるので、停止して欲しい旨を伝えました。
- 対応言語:英語OK(非常にスムーズ)
- 所要時間:数分
- 対応内容:
- 該当のデビットカードを即時停止
- 再発行の案内(最寄り支店にて50バーツ程度)
対応してくれたオペレーターは丁寧で迅速。
その場でカードの停止処理が完了し、心からホッとしたのを覚えています。
再発行の流れと費用
不正利用されたデビットカードは、物理的には手元にある状態でした。つまり、情報だけが盗まれていたということになります。
再発行に関しては以下の通り:
- 再発行場所:最寄りのカシコン銀行支店
- 必要なもの:パスポート、KBank通帳(念のため)
- 所要時間:10〜15分程度
- 費用:50バーツ前後
その場でカードを受け取れます。暗証番号の再設定も完了し、すぐに利用再開が可能です。
不正利用の原因は?「スキミング」だけじゃない
今回、私のカードはオンラインで使用されていたことから、いくつかの可能性が考えられます。
| 手口 | 説明 | オンライン被害の可能性 |
|---|---|---|
| スキミング | ATMや店の端末でカード情報が抜き取られる | △ |
| フィッシング | 偽物のサイトでカード情報を入力してしまう | ◎ |
| 情報漏洩 | 昔使ったECサイト等から流出した情報が悪用される | ◎ |
| 店舗での控え取り | 店員がカード情報を控えて悪用 | ○ |
物理的に盗まれていない=「どこかで情報だけが盗まれていた」ことは間違いありません。
これからできる・やるべきセキュリティ対策
今すぐできること
- K PLUSアプリの通知設定をオン
リアルタイムで異変に気付けます。 - ネット利用時のカード番号入力には慎重に
特にLINEやSMS経由で届く怪しいリンクはクリックしない! - 定期的な利用履歴チェック
月に1回はK PLUSアプリで確認しましょう。
長期的な予防策
- バーチャルカードの利用
オンライン決済専用で物理カードとは分離。 - 限度額設定(低めに)
被害時の金額を最小限に。 - 海外でのカード利用時は「感覚麻痺」に注意
「数百バーツならいいか…」と流すのは危険!
タイ在住・長期滞在者の皆さんへ:備えは最大の防御
今回の件で、「自分だけは大丈夫」と思っていたことが、最大の落とし穴だったと気付きました。
クレジットカードに比べ、デビットカードは即時引き落としのため、不正利用が起きると返金交渉が難しいケースもあります。
しかし、カシコン銀行のサポートは非常に優秀で、初動の速さが被害を最小限にとどめてくれました。
最後に:この経験を通じて得た教訓
- 少額でも不明な引き落としは「気のせい」と思わずチェックを
- カード被害は「情報だけ」でも起こる
- 現地の銀行アプリの通知機能やサポートは、海外生活において非常に心強い存在
あなたの大切な資産を守るためにも、どうか他人事と思わず、この体験を参考にしていただければ幸いです。
