【週刊レポートのご挨拶】
チェンマイの「今」を深く掘り下げ、旅行や長期滞在を考えている皆様に役立つ情報をお届けする週刊ブログです。現地タイ語ソースや英語メディアを徹底的に調査し、グルメ、イベント、社会情勢など、チェンマイのリアルなトレンドを厳選してお届けします。
今週は、チェンマイの行政トップ交代という重要ニュース、旅行者の安全に関わる交通事故、そして観光の活況を示すイーペン祭りの経済効果についてお届けします。
目次
1. 政治・行政:チェンマイ県知事交代!新知事「ラッタナポン氏」がもたらす観光政策への影響

わずか2ヶ月で交代:新知事の経歴と観光・環境政策への期待
2025年11月12日付けで、チェンマイ県の行政トップである県知事(Governor)が交代するというニュースが報じられました [1]。前知事のトッサポン・プアンウドム氏が就任からわずか2ヶ月で内務省の監察官に昇進異動となり、後任としてラッタナポン・ナラディソーン氏(Rattanaphon Naradisorn)がチェンライ県知事から異動する形で就任しました。
この行政トップの交代は、チェンマイの観光や環境政策に大きな影響を与える可能性があります。
【新知事ラッタナポン氏の経歴】
| 氏名 | ラッタナポン・ナラディソーン (Rattanaphon Naradisorn) |
| 前職 | チェンライ県知事 |
| 主な経歴 | 2021年にチェンマイ副知事を務めた経験があり、チェンマイの地域事情に精通している。 |
| 就任日 | 2025年11月12日付 |
ラッタナポン新知事は、チェンマイ副知事の勤務経験があるため、特にチェンマイが抱える課題、例えばPM2.5による大気汚染問題や、観光客の増加に伴うインフラ整備などに迅速に対応することが期待されています。
【旅行者への影響と期待】
•PM2.5対策:
乾季から暑季にかけて深刻化するPM2.5問題に対し、新知事がどのような強力な対策を打ち出すか注目されています。これは、チェンマイの長期滞在者やデジタルノマドにとって最も重要な関心事の一つです。
•観光インフラ:
観光客の利便性向上に向けた交通インフラや公共サービスの改善が進む可能性があります。
行政のトップが変わることで、政策の優先順位や実行スピードが変わるため、今後の新知事の動向は、チェンマイの「今」を知る上で非常に重要です。
引用元: [1] Chiang Mai Citylife - Governor of just over two months to be replaced by Chiang Rai governor
2. 交通・安全:旅行者は要注意!ドイ・クンターンでの長距離バス横転事故と安全対策
チェンマイ発バンコク行きバスが横転:長距離移動の安全を再確認
2025年11月8日の夜、チェンマイとバンコクを結ぶ主要ルートであるドイ・クンターン(Doi Khun Tan)付近(ランプーン県)で、長距離ツアーバスが横転する重大な事故が発生しました [2]。
このバスには外国人観光客を含む約38名の乗客が乗車しており、死者は出なかったものの、1名が重傷、1名が中等症、その他多数が軽傷を負いました。事故現場は雨で濡れた山道であり、事故後、高速道路が完全に封鎖されるなど、他の旅行者にも大きな影響が出ました。
【長距離バス利用時の安全対策】
チェンマイとタイ各地を結ぶ長距離バスは、安価で便利な移動手段ですが、特に夜間や山間部の走行にはリスクが伴います。旅行者は以下の点に注意し、安全を確保することが重要です。
| 安全対策 | 詳細 |
| 信頼できるバス会社の選択 | 認可された大手バス会社(例:ナコンチャイエア、ソンバットツアーなど)を選び、格安すぎるツアーバスは避ける。 |
| 夜間走行の検討 | 可能であれば、日中の移動を選択する。夜間は運転手の疲労や視界の悪さから事故のリスクが高まります。 |
| シートベルトの着用 | 装備されている場合は、必ずシートベルトを着用する。 |
| 荷物の管理 | 貴重品は手荷物として持ち込み、座席の上や足元に置く。 |
| 緊急時の対応 | バス会社の緊急連絡先や、タイの緊急連絡先(警察191、観光警察1155)を控えておく。 |
この事故は、乾季に入り旅行者が増える時期に、長距離移動の安全性を改めて見直すきっかけとなります。安全第一で、快適な旅を楽しみましょう。
引用元: [2] Bright TV - อุบัติเหตุใหญ่ ดอยขุนตาล รถทัวร์พลิกคว่ำ! สายเชียงใหม่-กรุงเทพ...
3. 経済・観光:イーペン祭りの経済効果は27億バーツ!観光客18万人超がもたらした恩恵
服喪期間中の開催にも関わらず、過去最高水準の経済効果を達成
前週に開催されたチェンマイの**イーペン祭り(ロイクラトン)が、地元の経済に大きな恩恵をもたらしたことが明らかになりました。2025年11月11日に発表されたデータによると、今年のイーペン祭りは推定27億6,500万バーツ(約110億円)**の経済効果を地域にもたらし、184,800人以上の訪問者を誘致したと報じられています [3]。
この数字は、2024年の実績を上回るものであり、服喪期間中という特別な状況下での開催にも関わらず、チェンマイの観光産業の底力と、世界的なイベントとしての地位を再確認させる結果となりました。
【経済効果の要因と成功の背景】
経済効果の成功は、以下の要因によって支えられました。
1.宿泊施設の高稼働率: 祭りの期間中、市内の宿泊施設の稼働率は約90%に達し、特に外国人観光客による宿泊消費が大きく貢献しました。
2.厳格なランタン規制の成功: 昨年までの課題であったスカイランタンの無許可放出が大幅に減少し、ほとんどの参加者が指定された場所でのみランタンを上げました。これにより、安全性が向上し、イベントの管理体制に対する信頼が高まりました。
3.地域への収入分散: ターペー門周辺だけでなく、外側の地区でもランタンの放出が許可されたことで、収入が市外のコミュニティにも分散されました。
チェンマイの観光当局は、この成功を今後の祭り開発の基盤と捉えており、観光客と住民双方にとってより良いイベントを目指すとしています。この活況は、乾季の本格的な到来とともに、チェンマイの観光シーズンが順調にスタートしたことを示しています。
引用元: [3] Bangkok Post - Chiang Mai's Yi Peng Festival pumped B2.7bn into local economy