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チェンマイ発 Cherie Pops、1stアルバム “The 'Unknown' Greatest Hits Vol.1” を6月9日配信リリース

目次

NEW!応援ショート動画第1弾公開!

🎬 Cherie Pops Call ショートムービー Vol.1 公開!

チェンマイを拠点に活動するシティポップ・バンド Cherie Pops が、1stアルバム『The 'Unknown' Greatest Hits Vol.1』のリリースに合わせて行っている「Cherie Pops Call」企画。

チェンマイのお店、ミュージシャン、団体、日本やタイ各地の友人・サポーターの皆さんが参加したショートムービー Vol.1 が公開されました。

🔗 また、参加してくださった皆さんのリンク集・日本語版も公開されています。
チェンマイで活動するお店やアーティスト、日本から応援してくれた方々の情報もまとめています。

リンク集はこちら:
https://cheriepops.com/ja/cheer-cherie-pops-short-movie-1-jp/

📣 Cherie Pops Call 動画は、現在も募集中です。
参加希望の方は、短く「Cherie Pops!」と言っている動画をCherie PopsのSNS宛にお送りください。〔連絡先

Cherie Popsからのメッセージ|リーダーNohnによるタイ語コメント

Cherie Popsのバンドリーダーであり、キーボード、アレンジ、レコーディングエンジニアを担当するNohn Intaranan(通称:ノン)から、アルバムリリースに向けたタイ語メッセージが届きました。

チェンマイで生まれたCherie Popsの音楽について、そして1stアルバム “The 'Unknown' Greatest Hits Vol.1” に込めた思いと今後の夢を語っています。ぜひNohn自身の言葉でも感じてみてください。

須藤満さんからCherie Popsへのメッセージ

日本のフュージョンシーンを代表するベーシストの一人であり、元T-SQUAREのメンバーとして知られる須藤満さんから、Cherie Popsへメッセージをいただきました。

須藤満さんは、Cherie Popsの楽曲 “Tonikaku Sabishii (So Sad So Bad)” に参加。さらに今回のメッセージ動画の中では、ご自身を「Cherie Popsの準構成員」と紹介してくださっています。

今年北海道で行われるライブの告知もありますよ!

そむちゃい吉田氏によるアルバムレビュー

今回、Cherie Popsの1stアルバムについて、タイ在住ライターのそむちゃい吉田氏にレビューを寄稿していただきました。

タイ社会、文化、音楽を長年にわたって見つめてきた書き手として、そして実際にチェンマイのライブハウスでCherie Popsのステージを体験した人物として、アルバム全体に流れるチェンマイらしさ、シティポップとしての心地良さ、そしてライブバンドとしての魅力を綴っています。

Cherie Pops アルバムレビュー

身体と心の力を抜いて、椅子に深く腰掛けてみてほしい。あるいは、ベッドやソファーに寝転びながら、ただ音楽に身を委ねてみてほしい。心地よいカッティングギター、都会的な浮遊感を漂わせるキーボード、軽快に跳ねるリズムセクション。そして、もしあなたがチェンマイを一度でも訪れたことがあるなら、この洗練されたシティーポップの中に、古都の街並みや市場の雑踏、遠くに見える山並み、ピン川の流れ、そしてあの独特ののんびりした空気感が蘇ってくるかもしれない。

本作全体から感じたのは、日本でもバンコクでもない、チェンマイ特有の空気感だった。それは、わたし自身が新型コロナ以降の数年間を隣県ランプーンで過ごし、この街の日常を肌で感じてきたこととも無関係ではないだろう。そして何より、チェンマイの“Mellowship Jazz Bar”で彼らのライブを体験した記憶が、この音楽と強く結びついている。

以下、特に印象に残った曲について少し触れてみたい。

03 Mellowship Fellowship

曲名が彼らを初めて観た店『Mellowship Jazz Bar』に由来しているためか、初めてこのバンドを見たチェンマイの夜が鮮やかに蘇ってきた。

04 Sunshine Cat

ほのぼのとした雰囲気の曲。わたし自身も道端などで彼らと出会うとついつい立ち止まってしまうほど犬や猫が大好きなので、このツンデレ感や癒される感じはよくわかる。

08 Fly From Home

日本という故郷から遠く離れた地に長く暮らしている身としては、時折「思えば遠くにきたもんだ」と思うことがあるが、その心境には共感させられた。

09 Believe In Human Magic

チェンマイの洪水や大気汚染を前にしながらも、人の善意や行動する力を信じたい――そんな ICHI-SAN の想いが込められている。だがその感覚は、チェンマイだけの話ではない。不安定な時代だからこそ、この曲のメッセージは静かに胸へ響いてくる。

音楽とは本来、「音を楽しむ」と書く。そして、プロとは音で人を楽しませる存在なのだと思う。しかし近年は、技術や内向的な世界観ばかりが前面に出て、肝心の「観客を楽しませる」という本質が置き去りになったライブも少なくない。

人としての『喜び』『悲しみ』『楽しみ』『悩み』を音と歌で届ける。それが深く心に響くこともあれば、ただ通り過ぎていくこともある。ある人が好きな音楽は、他の人にとっては単なるBGMでしかないこともある。音楽には形がない。だからこそ、人によって受け取り方も違う。それでも表現者は、「気に入ってくれる人だけに届けばいい」と思いながら、同時に「もっと多くの人に聴いてほしい」という矛盾を抱え続けている。

日本は世界でも有数の“こだわりの強い国”だと言われる。料理でも工業製品でも、細部への執念のような積み重ねが、世界的な評価へと繋がってきた。シティーポップもまた、一見軽やかに聴こえながら、実は極めて緻密な音楽だ。ベースライン、ドラムの細かなニュアンス、ギターカッティングのタイミング、キーボードのボイシング。そのすべてが噛み合って初めて、あの独特の浮遊感と心地良さが生まれる。

Cherie Pops の音楽にも、そうした職人的なこだわりは確かに存在している。しかし彼らの魅力は、その努力をまったく感じさせないところにある。難しいことを難しく見せず、軽やかに、飄々と演奏してみせる。マニアックな音楽ファンは、その緻密なアレンジや演奏技術に唸るだろう。一方で、シティーポップという言葉を知らないリスナーでも、自然と身体を揺らしたくなるはずだ。深いこだわりを持ちながら、誰にでも開かれたポップスとして成立していること。それこそが、Cherie Pops 最大の魅力なのである。

もし、このアルバムを気に入ったなら、ぜひライブを観てほしい。彼らはスタジオだけで完結するタイプのバンドではない。観客と空間を共有してこそ、本当の輝きを放つライブ・エンターテインメント・バンドだ。彼ら自身が誰よりも音楽を楽しみ、その幸福感が客席へ自然に伝わっていく。ICHI-SANはパーカッションを叩きながら歌い、観客を巻き込み、会場全体を一瞬で“踊れる空間”へ変えてしまう。気取ったところは一切ない。ただ純粋に、「楽しい」がそこにある。

彼らのライブを一言で表すなら、これしかない。

「とにかく楽しい!」

その場にいる誰もが、国籍も年齢も、日々の不安も忘れて、ただ幸せな気持ちになれる。そんな空間が、彼らのステージには確かに存在している。
立ち上がって踊ってもいい。座ったまま目を閉じて聴いてもいい。ただ、その心地良いグルーヴに身を委ねてほしい。
Cherie Pops が鳴らす極上のシティポップは、きっとあなたの日常を少しだけ優しく照らしてくれるはずだ。

執筆者プロフィール:そむちゃい吉田

タイ在住26年目のライター、そむちゃい吉田氏。

1990年代からタイに関わり、タイの社会・文化・音楽を長年にわたって取材・執筆。特にタイ歌謡「ルークトゥン」や「モーラム」への深い知識で知られ、ワイワイタイランド誌での連載「今宵もルークトゥン♪」は足掛け10年にも及んだほか、各種媒体でタイ音楽・タイ文化に関する記事を発表してきた。
また、Global News Asiaでのニュース翻訳・執筆、タイ関連書籍への執筆・監修協力、教育支援活動など、在タイ日本人ライターとして幅広く活動している。

ルークトゥン・タイランド! Loogthung THAILAND!
タイの極楽音楽ルークトゥンとモーラムについての解説や歌手の紹介してます♪
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Loogthung THAILAND!公式YouTubeチャンネル
https://youtube.com/@loogthungthailand

そむちゃい吉田(สมชาย โยซิดะ)Facebook
http://facebook.com/@somchayyoshida

メンバー紹介

Nohn Intaranan(ノン)|Keyboard / Band Leader

Cherie Popsのバンドリーダー。キーボードを担当し、本作では楽曲アレンジ、レコーディングエンジニア、編集、マスタリングまで幅広く担当しています。チェンマイのスタジオ「Beatlab81」の運営者であり、音楽講師としても活動しています。

Komchai Wisankanchana(コムチャイ / Kla)|Guitar / Chorus

ギターとコーラスを担当。NohnとともにCherie Popsのサウンド面を支える中心人物です。チェンマイ発のバンド「YONLAPA」への楽曲提供やサポート・ギタリストとしての活動経験もあり、ファンクバンド「31N7」のメンバーとしても活動しています。

Tharadon Ninsirisuk(とおる / Tle)|Bass

ベース担当。Cherie Popsに惚れ込み、自ら加入を申し出たメンバーです。楽曲や歌詞のアイデア提供にも関わり、須藤満氏のゲスト参加実現にも大きな役割を果たしました。本業は医師でありながら、シティポップやフュージョンへの深い愛情を持つミュージシャンです。

ICHI-SAN|Vocal / Percussion

日本・高知県出身。ボーカルとパーカッションを担当し、作詞、メロディ作り、全体的なアイデア提供を行っています。チェンマイ在住20年以上。ライブではパーカッションを叩きながら歌い、会場を巻き込むフロントマンとしてCherie Popsのステージを牽引しています。

Gigi ジジ(Boontarika Boonjeen)|Vocal

レコーディングでは女性ボーカルとして重要な役割を担うメンバー。語学が堪能で、一部楽曲では作詞にも参加しています。独特の魅力ある声で、Cherie Popsの男女ツインボーカル的な世界観に柔らかさと奥行きを加えています。日本・静岡県に留学経験あり。現在はアメリカ在住。

Folk フォーク(Panupong Duangtip)|Drums

ドラム担当。チェンマイの若手ドラマーとして高い評価を受けており、JOINJOYをはじめ、複数のバンドやサポートでも活動しています。Cherie Popsのグルーヴを支える重要な存在です。

Ton Saxman トン(Chotiwit Chatboribunkhati)|Saxophone

サックス担当。幅広いジャンルをこなすサックスプレイヤーとして活動しており、Cherie Popsのサウンドに華やかさとライブ感を加えています。

須藤満|Associate Member / Bass

元T-SQUAREのベーシストとして知られる日本のレジェンド・ベーシスト。Cherie Popsの楽曲 “Tonikaku Sabishii (So Sad So Bad)” に参加し、バンドにとって大きな転機となる共演を果たしました。

また、Cherie Popsへのメッセージビデオの中で、自らを「Cherie Popsの準構成員」と紹介。日本を代表するベーシストの一人である須藤満氏が、Cherie Popsの活動に温かいエールを送ってくれたことは、バンドにとって非常に大きな出来事となりました。

「Overture」MV・先行公開!

アルバムリリースに先駆け、2026年6月7日(日)タイ時間8:00、日本時間10:00に1曲目の「Overture」のMVがプレミアム公開されます。

アルバムの導入であり、Cherie Popsの世界観へと誘ってくれます。

全収録曲・1行解説

  1. Overture
    架空の「シティポップステーション」からCherie Popsの世界へ誘う、アルバムの入口となるインストゥルメンタル。
  2. Tonikaku Sabishii (So Sad So Bad) featuring Mitsuru Sutoh [Album version]
    「とにかく寂しい」という不器用で強い言葉から生まれた、孤独とユーモアが同居するCherie Popsの代表曲。
  3. Mellowship Fellowship
    チェンマイのMellowship Jazz Barから生まれた、昭和歌謡的な遊び心とシティポップの洒落感が混ざる一曲。
  4. Sunshine Cat
    猫のように気まぐれな恋心をモチーフにした、Cherie Pops初のオリジナル曲。
  5. Umihotaru
    海に浮かぶ光、ロイクラトンやコムローイの祈り、喪失と再生のイメージが重なる、アルバム屈指の幻想的な楽曲。
  6. Only One Week
    クリスマスから新年までのたった一週間に揺れる心を描きながら、辛い日々もいつか過ぎていくという祈りへ広がるポップソング。
  7. Interlude
    “Only One Week” から “Fly From Home” へと感情をつなぐ、Nohnの感性が光る短いインストゥルメンタル。
  8. Fly From Home
    故郷を離れること、旅立つ人を見送ること、そして新しい居場所を探すことをテーマにした、温かな別れとエールの歌。
  9. Believe In Human Magic
    チェンマイの大気汚染や青い空への願いを背景に、人が想像し、行動し、共に生きる力を信じるアルバムのラストソング。

Cherie Pops 公式リンク

Official Website
https://cheriepops.com/

Pre-Save / Pre-Add
https://bfan.link/the-unknown-greatest-hits-vol-1

YouTube
https://www.youtube.com/@CheriePopsOfficial

Facebook
https://www.facebook.com/cheriepopsband/

Instagram
https://www.instagram.com/cheriepopsband/

TikTok
https://www.tiktok.com/@cherie.pops

チェンマイから生まれた、まだ誰も知らないグレイテスト・ヒッツ

Cherie Popsの1stアルバム “The 'Unknown' Greatest Hits Vol.1” は、2026年6月9日配信開始予定です。

チェンマイで出会った日本人とタイ人ミュージシャンたちが、時間をかけて作り上げたシティポップ。懐かしさ、ユーモア、喪失感、旅立ち、そして人間の力を信じる気持ちが詰まった一枚です。

配信開始前に、ぜひPre-Saveしてお聴きください。

Cherie Pops “The 'Unknown' Greatest Hits Vol.1” をPre-Saveする

チェンマイを拠点に活動する日タイ混成シティポップバンド Cherie Pops が、1stアルバム “The 'Unknown' Greatest Hits Vol.1”2026年6月9日 に配信リリースします。

今回の記事では、FM NORTH WAVEのタイ政府観光庁提供番組 「Sabaai Sabaai Thailand」 でのCherie Pops特集とも連動し、アルバムリリース情報、メンバー紹介、全曲リスト、そしてタイ在住ライター・そむちゃい吉田氏によるアルバムレビューをお届けします。

1stアルバム “The 'Unknown' Greatest Hits Vol.1” Pre-Save受付中!

Cherie Popsの1stアルバム “The 'Unknown' Greatest Hits Vol.1” は、2026年6月9日より各種音楽配信サービスで配信開始予定です。

現在、Spotify、Apple Music、YouTube MusicなどでのPre-Save/Pre-Addが可能です。配信開始日に聴き逃したくない方は、以下のリンクから事前保存をお願いします。

Pre-Saveリンク:
https://bfan.link/the-unknown-greatest-hits-vol-1

Cherie Popsとは

Cherie Popsは、タイ北部チェンマイを拠点に活動する日タイ混成シティポップバンドです。

日本のシティポップ、昭和歌謡、AOR、ファンク、フュージョン、そしてチェンマイで暮らすタイ人ミュージシャンたちの現在形の感性が混ざり合い、どこか懐かしく、それでいてチェンマイらしい新しいポップスを生み出しています。

アルバムタイトルは “The 'Unknown' Greatest Hits Vol.1”。まだ世間的な意味でのヒット曲があるわけではないものの、今のCherie Popsが本当に良いと思える楽曲を並べた、いわば「まだ誰も知らないグレイテスト・ヒッツ」です。

Cherie Popsからのメッセージ|リーダーNohnによるタイ語コメント

Cherie Popsのバンドリーダーであり、キーボード、アレンジ、レコーディングエンジニアを担当するNohn Intaranan(通称:ノン)から、アルバムリリースに向けたタイ語メッセージが届きました。

チェンマイで生まれたCherie Popsの音楽について、そして1stアルバム “The 'Unknown' Greatest Hits Vol.1” に込めた思いと今後の夢を語っています。ぜひNohn自身の言葉でも感じてみてください。

須藤満さんからCherie Popsへのメッセージ

日本のフュージョンシーンを代表するベーシストの一人であり、元T-SQUAREのメンバーとして知られる須藤満さんから、Cherie Popsへメッセージをいただきました。

https://youtu.be/S04QtybnwBs

須藤満さんは、Cherie Popsの楽曲 “Tonikaku Sabishii (So Sad So Bad)” に参加。さらに今回のメッセージ動画の中では、ご自身を「Cherie Popsの準構成員」と紹介してくださっています。

今年北海道で行われるライブの告知もありますよ!

そむちゃい吉田氏によるアルバムレビュー

今回、Cherie Popsの1stアルバムについて、タイ在住ライターのそむちゃい吉田氏にレビューを寄稿していただきました。

タイ社会、文化、音楽を長年にわたって見つめてきた書き手として、そして実際にチェンマイのライブハウスでCherie Popsのステージを体験した人物として、アルバム全体に流れるチェンマイらしさ、シティポップとしての心地良さ、そしてライブバンドとしての魅力を綴っています。

Cherie Pops アルバムレビュー

身体と心の力を抜いて、椅子に深く腰掛けてみてほしい。あるいは、ベッドやソファーに寝転びながら、ただ音楽に身を委ねてみてほしい。心地よいカッティングギター、都会的な浮遊感を漂わせるキーボード、軽快に跳ねるリズムセクション。そして、もしあなたがチェンマイを一度でも訪れたことがあるなら、この洗練されたシティーポップの中に、古都の街並みや市場の雑踏、遠くに見える山並み、ピン川の流れ、そしてあの独特ののんびりした空気感が蘇ってくるかもしれない。

本作全体から感じたのは、日本でもバンコクでもない、チェンマイ特有の空気感だった。それは、わたし自身が新型コロナ以降の数年間を隣県ランプーンで過ごし、この街の日常を肌で感じてきたこととも無関係ではないだろう。そして何より、チェンマイの“Mellowship Jazz Bar”で彼らのライブを体験した記憶が、この音楽と強く結びついている。

以下、特に印象に残った曲について少し触れてみたい。

03 Mellowship Fellowship

曲名が彼らを初めて観た店『Mellowship Jazz Bar』に由来しているためか、初めてこのバンドを見たチェンマイの夜が鮮やかに蘇ってきた。

04 Sunshine Cat

ほのぼのとした雰囲気の曲。わたし自身も道端などで彼らと出会うとついつい立ち止まってしまうほど犬や猫が大好きなので、このツンデレ感や癒される感じはよくわかる。

08 Fly From Home

日本という故郷から遠く離れた地に長く暮らしている身としては、時折「思えば遠くにきたもんだ」と思うことがあるが、その心境には共感させられた。

09 Believe In Human Magic

チェンマイの洪水や大気汚染を前にしながらも、人の善意や行動する力を信じたい――そんな ICHI-SAN の想いが込められている。だがその感覚は、チェンマイだけの話ではない。不安定な時代だからこそ、この曲のメッセージは静かに胸へ響いてくる。

音楽とは本来、「音を楽しむ」と書く。そして、プロとは音で人を楽しませる存在なのだと思う。しかし近年は、技術や内向的な世界観ばかりが前面に出て、肝心の「観客を楽しませる」という本質が置き去りになったライブも少なくない。

人としての『喜び』『悲しみ』『楽しみ』『悩み』を音と歌で届ける。それが深く心に響くこともあれば、ただ通り過ぎていくこともある。ある人が好きな音楽は、他の人にとっては単なるBGMでしかないこともある。音楽には形がない。だからこそ、人によって受け取り方も違う。それでも表現者は、「気に入ってくれる人だけに届けばいい」と思いながら、同時に「もっと多くの人に聴いてほしい」という矛盾を抱え続けている。

日本は世界でも有数の“こだわりの強い国”だと言われる。料理でも工業製品でも、細部への執念のような積み重ねが、世界的な評価へと繋がってきた。シティーポップもまた、一見軽やかに聴こえながら、実は極めて緻密な音楽だ。ベースライン、ドラムの細かなニュアンス、ギターカッティングのタイミング、キーボードのボイシング。そのすべてが噛み合って初めて、あの独特の浮遊感と心地良さが生まれる。

Cherie Pops の音楽にも、そうした職人的なこだわりは確かに存在している。しかし彼らの魅力は、その努力をまったく感じさせないところにある。難しいことを難しく見せず、軽やかに、飄々と演奏してみせる。マニアックな音楽ファンは、その緻密なアレンジや演奏技術に唸るだろう。一方で、シティーポップという言葉を知らないリスナーでも、自然と身体を揺らしたくなるはずだ。深いこだわりを持ちながら、誰にでも開かれたポップスとして成立していること。それこそが、Cherie Pops 最大の魅力なのである。

もし、このアルバムを気に入ったなら、ぜひライブを観てほしい。彼らはスタジオだけで完結するタイプのバンドではない。観客と空間を共有してこそ、本当の輝きを放つライブ・エンターテインメント・バンドだ。彼ら自身が誰よりも音楽を楽しみ、その幸福感が客席へ自然に伝わっていく。ICHI-SANはパーカッションを叩きながら歌い、観客を巻き込み、会場全体を一瞬で“踊れる空間”へ変えてしまう。気取ったところは一切ない。ただ純粋に、「楽しい」がそこにある。

彼らのライブを一言で表すなら、これしかない。

「とにかく楽しい!」

その場にいる誰もが、国籍も年齢も、日々の不安も忘れて、ただ幸せな気持ちになれる。そんな空間が、彼らのステージには確かに存在している。
立ち上がって踊ってもいい。座ったまま目を閉じて聴いてもいい。ただ、その心地良いグルーヴに身を委ねてほしい。
Cherie Pops が鳴らす極上のシティポップは、きっとあなたの日常を少しだけ優しく照らしてくれるはずだ。

執筆者プロフィール:そむちゃい吉田

タイ在住26年目のライター、そむちゃい吉田氏。

1990年代からタイに関わり、タイの社会・文化・音楽を長年にわたって取材・執筆。特にタイ歌謡「ルークトゥン」や「モーラム」への深い知識で知られ、ワイワイタイランド誌での連載「今宵もルークトゥン♪」は足掛け10年にも及んだほか、各種媒体でタイ音楽・タイ文化に関する記事を発表してきた。
また、Global News Asiaでのニュース翻訳・執筆、タイ関連書籍への執筆・監修協力、教育支援活動など、在タイ日本人ライターとして幅広く活動している。

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Loogthung THAILAND!公式YouTubeチャンネル
https://youtube.com/@loogthungthailand

そむちゃい吉田(สมชาย โยซิดะ)Facebook
http://facebook.com/@somchayyoshida

メンバー紹介

Nohn Intaranan(ノン)|Keyboard / Band Leader

Cherie Popsのバンドリーダー。キーボードを担当し、本作では楽曲アレンジ、レコーディングエンジニア、編集、マスタリングまで幅広く担当しています。チェンマイのスタジオ「Beatlab81」の運営者であり、音楽講師としても活動しています。

Komchai Wisankanchana(コムチャイ / Kla)|Guitar / Chorus

ギターとコーラスを担当。NohnとともにCherie Popsのサウンド面を支える中心人物です。チェンマイ発のバンド「YONLAPA」への楽曲提供やサポート・ギタリストとしての活動経験もあり、ファンクバンド「31N7」のメンバーとしても活動しています。

Tharadon Ninsirisuk(とおる / Tle)|Bass

ベース担当。Cherie Popsに惚れ込み、自ら加入を申し出たメンバーです。楽曲や歌詞のアイデア提供にも関わり、須藤満氏のゲスト参加実現にも大きな役割を果たしました。本業は医師でありながら、シティポップやフュージョンへの深い愛情を持つミュージシャンです。

ICHI-SAN|Vocal / Percussion

日本・高知県出身。ボーカルとパーカッションを担当し、作詞、メロディ作り、全体的なアイデア提供を行っています。チェンマイ在住20年以上。ライブではパーカッションを叩きながら歌い、会場を巻き込むフロントマンとしてCherie Popsのステージを牽引しています。

Gigi ジジ(Boontarika Boonjeen)|Vocal

レコーディングでは女性ボーカルとして重要な役割を担うメンバー。語学が堪能で、一部楽曲では作詞にも参加しています。独特の魅力ある声で、Cherie Popsの男女ツインボーカル的な世界観に柔らかさと奥行きを加えています。日本・静岡県に留学経験あり。現在はアメリカ在住。

Folk フォーク(Panupong Duangtip)|Drums

ドラム担当。チェンマイの若手ドラマーとして高い評価を受けており、JOINJOYをはじめ、複数のバンドやサポートでも活動しています。Cherie Popsのグルーヴを支える重要な存在です。

Ton Saxman トン(Chotiwit Chatboribunkhati)|Saxophone

サックス担当。幅広いジャンルをこなすサックスプレイヤーとして活動しており、Cherie Popsのサウンドに華やかさとライブ感を加えています。

須藤満|Associate Member / Bass

元T-SQUAREのベーシストとして知られる日本のレジェンド・ベーシスト。Cherie Popsの楽曲 “Tonikaku Sabishii (So Sad So Bad)” に参加し、バンドにとって大きな転機となる共演を果たしました。

また、Cherie Popsへのメッセージビデオの中で、自らを「Cherie Popsの準構成員」と紹介。日本を代表するベーシストの一人である須藤満氏が、Cherie Popsの活動に温かいエールを送ってくれたことは、バンドにとって非常に大きな出来事となりました。

「Overture」MV・先行公開!

アルバムリリースに先駆け、2026年6月7日(日)タイ時間8:00、日本時間10:00に1曲目の「Overture」のMVがプレミアム公開されます。

アルバムの導入であり、Cherie Popsの世界観へと誘ってくれます。

https://youtu.be/flwzHkN8kxU

全収録曲・1行解説

    1. Overture
      架空の「シティポップステーション」からCherie Popsの世界へ誘う、アルバムの入口となるインストゥルメンタル。

    1. Tonikaku Sabishii (So Sad So Bad) featuring Mitsuru Sutoh [Album version]
      「とにかく寂しい」という不器用で強い言葉から生まれた、孤独とユーモアが同居するCherie Popsの代表曲。

    1. Mellowship Fellowship
      チェンマイのMellowship Jazz Barから生まれた、昭和歌謡的な遊び心とシティポップの洒落感が混ざる一曲。

    1. Sunshine Cat
      猫のように気まぐれな恋心をモチーフにした、Cherie Pops初のオリジナル曲。

    1. Umihotaru
      海に浮かぶ光、ロイクラトンやコムローイの祈り、喪失と再生のイメージが重なる、アルバム屈指の幻想的な楽曲。

    1. Only One Week
      クリスマスから新年までのたった一週間に揺れる心を描きながら、辛い日々もいつか過ぎていくという祈りへ広がるポップソング。

    1. Interlude
      “Only One Week” から “Fly From Home” へと感情をつなぐ、Nohnの感性が光る短いインストゥルメンタル。

    1. Fly From Home
      故郷を離れること、旅立つ人を見送ること、そして新しい居場所を探すことをテーマにした、温かな別れとエールの歌。

    1. Believe In Human Magic
      チェンマイの大気汚染や青い空への願いを背景に、人が想像し、行動し、共に生きる力を信じるアルバムのラストソング。

Cherie Pops 公式リンク

Official Website
https://cheriepops.com/

Pre-Save / Pre-Add
https://bfan.link/the-unknown-greatest-hits-vol-1

YouTube
https://www.youtube.com/@CheriePopsOfficial

Facebook
https://www.facebook.com/cheriepopsband/

Instagram
https://www.instagram.com/cheriepopsband/

TikTok
https://www.tiktok.com/@cherie.pops

チェンマイから生まれた、まだ誰も知らないグレイテスト・ヒッツ

Cherie Popsの1stアルバム “The 'Unknown' Greatest Hits Vol.1” は、2026年6月9日配信開始予定です。

チェンマイで出会った日本人とタイ人ミュージシャンたちが、時間をかけて作り上げたシティポップ。懐かしさ、ユーモア、喪失感、旅立ち、そして人間の力を信じる気持ちが詰まった一枚です。

配信開始前に、ぜひPre-Saveしてお聴きください。

Cherie Pops “The 'Unknown' Greatest Hits Vol.1” をPre-Saveする

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