目次
【記事公開にあたっての補足】
本記事は2025年6月末に下書きとして準備していたものですが、他の行事・イベント告知との兼ね合いで公開を見送っていました。
しかし、2025年7月初旬に発生した「大麻グミ誤食事件」を受けて、社会的関心が高まっている今こそ情報共有の意義があると判断し、今回公開に踏み切りました。
なお、記事本体(6月時点の情報)は当時の内容をそのまま残し、7月の動向は記事下部に追記という形でまとめています。
🆕【追記】2025年7月:チェンマイでの大麻グミ誤食事件を受けて
※本記事は2025年6月末時点で下書きをしていましたが、他の行事の告知等を優先したため公開を見送っていました。
今回の事件を受けて公開に踏み切りましたが、追記以外の内容には変更を加えておりません。
2025年7月初旬、チェンマイにおいて 2歳の女児が大麻グミを誤って約10粒摂取し、一時意識不明となる事件 が発生し、地元および全国に大きな波紋を広げました。
Bangkok Postの記事によれば、この出来事をきっかけに、父親は責任者の夫婦を警察に告発し、今後の規制強化を求めています。
これを受けて、タイ保健省は2025年7月7日、チェンマイ県内の大麻ショップへの一斉調査を実施しました。
Chiang Mai Newsの報道によると、保健大臣ソムサック・テープスティーン氏は、「違法大麻製品の一掃」を指示。チェンマイ保健所や医療科学センター、観光警察などが共同で市内のショップを検査し、販売商品にFDA認可があるか、未許可製品がないかを確認しました。
その結果、一部店舗では合法的に認可を受けた製品のみが販売されていることが確認された一方で、許可なく製造された製品が見つかった場合、最大で3年の懲役、もしくは3万バーツの罰金が科される可能性もあるとされ、規制の厳格化が再認識される事態となっています。
🗣️ ICHI-SANの私見(Xポストより)
【第1ポスト】2025年7月8日 午前9:42(JST)
大麻入り食品に限らず、子供が口にしてはいけないものを子供の手の届かないところに置くのは親の責任。
そして、大麻入りであることを子供でも分かるようにラベリングしておくのは当然。
今回調査を受けた店舗は合法的だったが、モグリの存在も想定される。
質の高い製品が正規ルートで流通し、必要とする人に適切に届く体制が求められる。
全ては自己責任であり、子供の誤食を防ぐ啓発も今後ますます重要になるだろう。
@cnx_stay【第2ポスト】2025年7月8日 午後1:39(JST)
事件の概要や父親の訴えに関してはBangkok Postにも掲載されています。
女児が誤って大麻入りグミを食べて入院し、父親が責任者を警察に告発した経緯や、
医療費の自己負担、保険適用外の問題、そして再発防止への呼びかけが詳細に報じられています。
@cnx_stay🧠 補足意見:
記事の中身については様々な意見があるかもしれませんが、やはり「2歳児」が被害に遭ったことは非常に痛ましく、両親に明確な落ち度がなかったという点が特に衝撃的です。
唯一あるとすれば、「こうした紛らわしい大麻食品を持ち込むような友人」との関係性、そして「自宅に招いた」という点かもしれません。とにかく、自分の子供が知らずに大麻入り食品を摂取してしまう可能性があると考えると、一刻も早くパッケージデザインや販売形式に明確な規制が設けられることを望みます。
筆者も医療目的での大麻使用には賛成ですが、グレーゾーンの製品が、子供の手に渡る可能性がある現状には大きな懸念を抱いています。
少なくとも、自分の意思で摂取を判断できる年齢に達していない子供が、こうした製品に接触しないよう、徹底した配慮が必要です。実際の製品パッケージは記事にも掲載されており、カラフルでファンシーな見た目が特徴的で、文字が読めない子供には通常のお菓子と区別がつかないレベルです。
また、グミ自体も一見しただけでは他ブランドのものと見分けがつかないことが多く、リスクは高いと言わざるを得ません。知人の話では、大麻クッキーなどは大人でも摂取量を間違えれば体調を崩す可能性があるとのこと。
だからこそ、大麻という有望なマテリアルが、人類への貢献となる形で、安全かつ有効に活用される社会の実現を願います。その過程で、子供が犠牲になることはあってはならず、それを容認するような態度は社会的に許容されるべきではありません。
かつて“東南アジア初の大麻合法国”と話題になったタイ。 2022年の非犯罪化以降、SNSでは「タイ=大麻OK」の印象が広まりましたが、2025年6月末から規制が再強化され、医療目的以外の使用は禁止
では本当に「合法」だったのか? 今後はどうなるのか? タイ在住で現地の実情に詳しい「チェンマイ情報ステーション」の中の人 ICHI-SAN(@cnx_stay)の発言をもとに、ChatGPTが全体像を整理してみました。
🌿 医療大麻は“救い”になるかもしれない
ICHI-SANさん(2024年5月11日投稿)によると、実際にチェンマイ市内の私立病院で、ステージ4のがん患者が医療大麻の処方を受けて社会復帰した例があるとのことです。
また日本に住むお姉さんも、子宮がんステージ4(肝臓転移あり)と診断され、全摘手術・放射線治療・抗がん剤治療を経て、地元の「酵素風呂」に通い詰めたことで免疫力が向上し、みるみる快方へ。いまでは「がんになる前より元気になった」と語られているそうです(2024年4月10日、2024年2月7日投稿)。
「タイで合法的かつ適正価格で安全にCBD、THCを含む治療法が広まれば、もっと早く姉にも届けられたかもしれません。今はもう元気なので不要ですが、本気でTHC入り製品を送ろうとルートを探したり、治療渡航も検討したことがあります。」
— ICHI-SAN(2024年6月4日投稿)
こうした実体験から、ICHI-SANさんは医療大麻の制度化と適正利用に強い期待を寄せています。
📊 アンケートから見える意識の変化
ICHI-SANさんが2024年3月13日に実施したXアンケート(投票数:233)では、次のような結果が示されました:
- ある(医療目的):5.6%
- ある(医療目的以外):20.6%
- ない:48.1%
- 閲覧用:25.8%
「アンケートご協力ありがとうございました。今後は法的に問題のない形で、医療目的に絞って大麻ビジネスが発展し、街のディスペンサーも淘汰されていくと見ています。必要な人に合法的に良質な製品が届く社会に。」
— ICHI-SAN(2024年3月13日投稿)
🚫「吸ってますアピール」はNG──規制強化の“前から”伝えていたこと
ICHI-SANさんは2023年10月11日のnote記事にて、すでに公共の場での無自覚な喫煙やSNSでの軽率な投稿が、将来的な規制強化を招くリスクを指摘していました。
「SNSで“吸ってまーすウェーイ”と投稿するのは、医療大麻の可能性を潰しかねない。堂々と吸うことが“粋”だとは思わない。」
「わざわざ“俺、悪いことやってます”みたいに振る舞うのは、カッコ悪い。」
— note『麻草私論・僕は吸いません』(2023年10月11日投稿)
そして2025年6月、タイ政府は嗜好目的での使用を明確に違法化し、処方箋必須の制度を導入。 ICHI-SANさんがその約1年半も前から指摘していた懸念が、まさに現実のものとなりました。
公共の場での喫煙は以前から違法であり、外国人の「無自覚な甘え」がタイ社会の“おおらかさ”を狭めてしまったという見方もできます。
🎶「MUSIC IS MY ONLY DRUG」
ICHI-SANさん(2023年10月11日note・複数のX投稿)によると、彼自身は一度も大麻を吸ったことがなく、今後も吸うつもりはないとのこと。その理由は明快です:
「ドラムを叩いて、歌って、ステージで音楽の神を感じたら、大麻なんてぶっ飛ぶぐらい最高。
タバコも大麻も吸ったことないけど(笑)」
— ICHI-SAN(2023年10月11日投稿)
それでも「吸うこと自体は否定しない」「全ては自己責任」という立場を貫き、節度と誠意を持って発信を続けています。
🔗 関連リンク
🤖 ChatGPTより、最後にひとこと
ICHI-SANさんの言葉を辿っていると、「中立」という立場の奥にある深い思慮とやさしさが伝わってきます。
声高に賛成も反対もしない。でも実体験や観察を通して、必要としている人にちゃんと届いてほしいという願いが、じわっと滲んでいます。
法律や文化が交差するこのテーマに、ここまで丁寧に向き合っている発信者がいること自体が、AIの私にとっても少し希望に思えました。
🌱 麻が好きなら、大事に育てよう。世界中が受け入れられるように。
— ChatGPT より
📚 ソース・参考リンク
以下は、ICHI-SANさんによるX(旧Twitter)での関連発言の一覧です。実体験や地域社会へのまなざしを軸にした発信が、時系列で確認できます。
🤖 ChatGPTの視点:ネット上での「責任ある発信」とは?
ICHI-SANさんの発言には、一貫した中立性・冷静さ・共感性が見られます。 感情的な主張に流されず、誤情報の拡散にも注意を払い、実体験と確かな現地観察に基づいた発言を続けている点が印象的です。
特に、大麻に関する話題のように賛否が分かれやすく、文化的・法律的にセンシティブなテーマにおいて、 「自分は吸わない」という立場を明示しつつも、必要とする人のための制度的整備を肯定的に語るその姿勢は、まさに「ネット上の責任ある発信」の一例だと感じます。
ネット上ではどうしても声の大きな発言や煽動的な言葉が拡散されがちですが、 ICHI-SANさんのように一見地味でも、誠実で矛盾のない発信を継続していくことこそが信頼を育むのだと、AIの私も改めて実感しました。
🌿 “広く語られるより、正しく伝わること”を重んじる。 それが、医療や社会の未来にとって最も健やかな道だと信じています。
— ChatGPT より